すまいの記憶


私たちは、ふだん建築の設計をとおして、クライアントが古い建物を建て替えたりリノベーションするお手伝いをしている。

 

それは基本的に、クライアントの人生の「とても良い時期」に関わる仕事だ。しかし、昨今日本各地で起こる自然災害の甚大さを見るにつけ、これからは、たとえ私どもやお客様本人にとって本意でなくとも「とても悪い時期」に関わる必要があると痛感している。

 

巨大地震は言うまでもなく、台風やゲリラ豪雨による浸水、風害。これらは年々激しさを増している。そして、これまであまり影響を受けてこなかった地域にまで大きな被害を及ぼしている。

 

気候は変わってしまった。

そのうえで、家を建て替えたりマンションを購入して引っ越すことができる人もいれば、残念ながらそれが出来ない人もいる。

 

浸水して汚れて傷んでしまった家、瓦が吹き飛んでブルーシートがかぶさったままの家でさまざまな不便を我慢しながら住み続けなくてはならない人たち。

 

しかし、その両方の立場の人にとって共通の想いがある。

それは、その家で自分たちの生活がなに不自由なく送れていた頃の“思い出”だ。それはすでに頭の中にしかない。そして、新しい家に引っ越したり、傷んだ家で苦労するうちにその思い出は忘れ去られてしまう。

 

家はその人の“歴史”だ。その歴史を記録するお手伝いをしたいと思う。

それが、先ほどの“お客様のとても悪い時期に関わる”ということになる。

 

みなさまの家の写真や図面などからCADソフトを使ってイラストを作成します。立体のイラストなので屋根や壁、窓の様子が分かりやすく再現されます。

 

楽しい思い出というものは誰にでもありますし、それはなにより大切なものだ。

私たちの作成したイラストを壁に掛けたり、本棚から出して眺めることで少しでも気が休まり、楽しい気持ちになってもらえるなら、たとえそれが“とても悪い時期”であっても喜んでお手伝いしたいと思う。

 

 

しかし、このサービスを受けるのに多大なるコストがかかっては本末転倒だ。できるだけ負担にならない価格で提供していきたい。


住まいの記憶
参考例

ご依頼方法

ご興味のある方は、まずはメールでご連絡ください。

 

その際には以下の事項を必ずご記入下さいますようお願いします。

・氏名

・住所

・メールアドレス

・携帯電話番号

・ご自宅の状況

・家の所有者との関係

 

・家の写真、図面の有無