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推して知るべし

大人のつきあい

建築家 平賀敬一郎

最近の世の中を見ていて思うことがあります。それは、大人のつきあいというのが、どんどん成立しにくくなっているなということです。

何かを言うと、或いは、何かをしようとすると、「エビデンスは?」となる風潮ですね。私は、これは非常に幼稚で、見苦しい態度だと思います。

 

何でもかんでも、手当たり次第に証明しなければ物事が進まないとなると、世の中ほとんどの経済活動のみならず、人間関係、日常の買い物などが成り立たなくなります。効率が悪すぎるからです。「でも、それじゃあ失敗するかもしれないから決めれないよ」と言うかもしれませんが、そういう時こそ見識が問われるのです。

 

つまり、“推して知るべし”ということですね。

なので、昔から社会的地位の高い人ほど、この格言をよく理解し、日常生活のなかでもそうあるよう、心掛けているのです。

 

ちなみに、私はけっして高い見識をもつ者ではありませんが、物事を頼む相手を決める場合や、買い物をする際に、ぜんぜん悩みません。推し量れば分かりますし、それで行動するようにしています。でないと大変です。

家づくりも同じです

建築家に設計を依頼するという行為についても同様です。

ただ、昨今は情報が氾濫し過ぎていて、頭では分かっていても自分だけでは整理がつかなかったり、理解しきれないこともあるでしょう。

そういう場合は、“百聞は一見に如かず”です。訳の分からないネット記事や噂に振り回される前に、私どもに一度ご連絡ください。随時、受付しておりますし、月に一度、「すまいの相談会」も開催しています。

 

ぜひお気軽にご連絡ください。

 

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