大切な人をまもる

建物には、雨露をしのいだり、快適に寝食をともにすることと同じくらい大切な機能があります。それは、家族や従業員を災害から守ることです。そのために、家やビルなどの建物は最も安全な場所であるべきです。大震災に見舞われても倒壊しない耐震性能はもちろんのこと、避難生活を余儀なくされた場合にも飲料水・食料、簡易トイレなどの防災グッズをストックするための「防災備蓄庫」の設置も有効です。そこまで大がかりな工事はできなくても、例えばリノベーションの際に寝室のみを耐震シェルターとして改修して睡眠の場を確保するという方法もあります。もちろん睡眠時に地震が発生した際にお客様の命を守ってくれます。

 

企業においても災害時への備えは重要です。想定外の災害に見舞われた際に、会社としていかに損害を小さくし、従業員の身の安全を守ることが出来るかで、事業を継続できるか否かが決まります。緊急事態に遭遇し何も手を打てずに廃業に追い込まれるといったリスクも、事前の準備によって回避、または軽減することができるのです。“備えあれば憂いなし”です。


犯罪から身を守る

世の中の侵入窃盗による被害の半数以上は住宅・マンションといった居住用の空間で行われています。居直り強盗など住人の生命が脅かされる犯罪も多数発生しています。高齢者や若い1人暮らしの女性がそのような場面に遭遇したら抵抗できないまま被害に遭うでしょう。犯罪者は下見を怠りません。下見の段階で「狙われにくく」、「侵入されにくい」住宅にする必要があります。つまり、侵入に時間がかかる家や、周囲の注意をひきやすい家です。そうならないよう二重施錠や、敷地内になるべく死角を設けないなど様々な対策があります。また、日頃から付き合いのないお隣さんの家から、引越し作業員に扮した泥棒が荷物を運び出していても何も思わないでしょう。当然下見に訪れた泥棒の不審な挙動を目の当たりにして同じことでしょう。

 

当事務所では、住環境も含めたコミュニティの生成という観点からも建築を考えています。その為には防犯グッズに頼るだけではなく、建築的な仕掛け=“セキュリティデザイン”が必要です。

例えば、玄関扉は無施錠にしていたりピッキングされたり、泥棒の侵入口となりやすい場所です。視線を気にし過ぎてあまり高い塀を造ると泥棒にとって侵入しやすい場所となります。適度に見晴らしのよい空間とすべく、格子や植栽を使うなどの工夫が必要です。バルコニーの窓の前の腰壁は見通しのきくガラスを採用して泥棒が隠れることが出来る空間をなくすなどです。これら建築的な条件をきちんと満たしておくことで様々な防犯設備の効果も高まります。より万全を期してセキュリティサービス会社の利用をお考えの方には、セキュリティ内容の検討も含め設計段階からご相談にあずかります。


パニックルーム・シェルターの設置

シェルター

誰しも有事の際の具体的な被害について想像したくないはずですが、昨今の地政学的リスクや自然災害による被害への対策は、日本に住む私たちにとって今や喫緊の課題となっています。

対策の方法は大きく分けると2つに分かれます。

 

⑴地下にシェルターを建築して有害物資を濾過するフィルターを設置する方法。

⑵地上にある既存の建物に濾過フィルターを設置する方法。

 

私どもに住宅などの設計を依頼される場合、シェルターの設置も併せて検討されることをお勧めします。

家族構成や予算により最適なプランを提案させていただきます。もちろんシェルターのみのご依頼も承ります。

パニックルーム

昨今の犯罪の凶悪化・無軌道化について皆さまはどう思われているでしょうか? 普通に暮らしている人が、ある日いきなり凶悪な犯罪者にほんの少しばかりのお金のために犠牲になる。また、ストーカーによる常軌を逸した犯罪も問題となっています。これまで私たちにとって家はそういった犯罪者から身を守る最後の砦となってくれていましたが、今の時代それが通用しなくなってきています。さらに踏み込んでパニックルームのような自己防衛の手段が必要となっています。

パニックルームとは、シェルターの一種でセーフルームとも呼ばれます。不法侵入者が発生した際に、一時的に避難するための部屋で隠し部屋になっていることが多い。水や食料を貯蔵しておき、外部との連絡・通報手段が確保されます。酸素供給装置や電源、トイレなども備えるとより安全です。