「おひとりさま」という贅沢
数日前の新聞に、日本の世帯数において「単身」が3分の1を占めるとあった。「単独世帯」と言うそうだ。
これを多いと考えるか少ないと考えるかはお任せするが、注目すべきは、高齢者に加えて都市部の若年層が占める割合が増加している点だ。
この事実は、住まいに関するこれまでの提案が通用しなくなることを意味している。なぜなら、当然今までの住宅設計というのは、ハウスメーカーや工務店、建築家も基本的にはファミリー層をイメージしており、単身世帯というのはごく稀なケースであり、会社としてそこに注力することはなかったからだ。
いま現在若くて単身でもそのうち結婚したら家を建てるかマンションを買うだろうという考えだ。しかし今は一生結婚しない人が増えている。
その人たちはどうするのだろうか? やはりマンションを買うか借りるというケースが多いだろう。しかし、この若い人たちも心のどこかで、もっと自分らしく住まいにこだわって自己実現したいと思っているのではないだろうか。そもそも単身で生きていこうと考える人たちは食べることや着るもの同様、インテリアなど身のまわりのことについてもこだわりの強い人ではないだろうか。そうであれば画一的なマンション住まいでは満足できないだろう。古いマンションを買ってリノベーションという方法もあるが立地や物件の持つポテンシャルを見誤ると思い通りの生活は手に入らない。
やはり、小さくても良いから新築を建てる方が失敗しないだろう。
ひとり身だからといって諦めたり気後れする必要はない。狭小敷地は物件サイトを見れば魅力的なものも多い。気になる土地があれば徹底的に自らの理想をそのコンパクトな敷地に当てはめてみよう。
広いリビング、気持ちの良い吹抜け、ヨガのできるフリールーム、愛車との時間と充実させるガレージ、テレワーク対応のオフィスなど、すべてを。コンパクトなボディのiPhoneに多くの機能を求めるように。
そして、あなたが求める理想の住まいは私たちが用意している。
都市型のおひとりさま向け住宅『モデルC』
ネットのいい加減な情報に惑わされるのは時間の無駄だ。このモデルはすべてを兼ね備えたベストな解として君臨する。強固なRC造のヴォイドラーメン構造は最大限、空間に光と風を取りこみ、自由な間取りを実現する。そして、これは狭小敷地においてすばらしいコストパフォーマンスを発揮する。なにしろたった2枚のコンクリートの壁と床で構成されているのだから。
もちろん、ひとりの生活にこだる必要はないしカップルや夫婦にも適したモデルなのでさまざまな使い方にアレンジできる。
住まいは精神そのもの。都市で生きていくには、まずは自らの城を手に入れよう。
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