モータースポーツもSDGs
2021年1月、新しい時代のオフロードレースが開幕される予定です。その名も「エクストリームE」。
このすばらしいレースは、電動SUVのみが参加するモータースポーツで世界5か国で絶滅危惧種の生息地のすぐ近くをレース会場とします。
開催地は、セネガルの湖「ラックローズ」、サウジアラビアの砂漠地帯「アルウラ」、世界最深とも言われるネパールの「カリ・ガンダギ渓谷」、アイスランドの「ラッセル氷河」、ブラジルの「アマゾン」。壮大なスケールに胸が高まりますが、まずはセネガルで幕を開けます。
奇しくもホンダがF1を撤退し、カーボンニュートラル(脱炭素社会)をめざすと表明しました。温暖化ガスによる気候変動はすでに私たちの生活に甚大なる影響を及ぼしています。常軌を逸した強烈な台風、おさまらない山火事、海面上昇による生活圏の減少、これらは現実に起きており、次の世代への負債となっています。この悪影響を少しでも小さくするために私たちは日々の生活、娯楽の楽しみ方など、あらゆる行動を見直す必要があります。ホンダのF1撤もクルマメーカーとしての歴史や、娯楽への周囲の期待といったものだけでこれ以上環境に負荷を与える行動が許されなくなり、それは待ったなしの状況です。
しかし、サスティナブルといっても我慢するだけの無味乾燥なものでは息が詰まります。実は新しい時代のモータースポーツはこんなにも魅力的なんだとこのEVオフロードレースは私たちに示しているのです。私たちが家づくりにおいて提唱している「E・E・E」にぴたりと合致します。ちなみにE・E・Eは以下の頭文字です。
- 「Electric car」=電気自動車
- 「Energy」=持続可能なエネルギー
- 「Exciting life」=ワクワクする暮らし
地球環境や将来の世代のためと言っても、なにかを我慢して不便でつまらない暮らしでは私たちの明日へのエネルギーが失われてしまいます。日常の「豊かさ」やワクワクするような「楽しさ」こそ次世代へ伝えたいエネルギーです。F1王者のルイス・ハミルトンも自らのチームの参戦を表明し、ますます盛り上がるでしょう。ちなみにこのレースではマシンに乗り込むドライバー2名は男女1名ずつと規定されています。こういった取り組みも人気上昇に一役買うかもしれません。
私たちはこのすばらしいEVオフロードレースの発展をできるかぎり皆様にお伝えしていきます。
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