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『子育て世代応援住宅』上棟

先日からレポートしております西宮市の『子育て応援住宅』の上棟を迎えました。

天候と施主様のご都合により上棟式は行いませんでしたが、順調に進んでいてなによりです。

 

都市部の住宅地に建つ住宅ということで、土地を有効活用するため3階建てとしています。構造は木造在来工法です。

フラット35S-Aタイプという長期固定金利住宅ローンを利用するため、“耐震等級3”の基準を採用し構造設計しています。

 

通常、木造住宅では10.5㎝×10.5㎝の断面寸法の柱が使用され、梁もそれに合わせて幅が10.5㎝である場合が多いのですが、この住宅はすべて12㎝×12㎝の柱とし、梁幅もそれに合わせています。

 

棟上げは2日間で、ここまで進みます。プレカットといって、工場であらかじめ加工された木材を現場で効率よく組み上げていきます。伝統的な在来工法ですが、このように最新の技術を取り入れ、現代の施主様、施工者のニーズに合わせてどんどん進化していきます。 

みなさまお疲れさまでした。

 

※木造3階建て住宅について、構造や間取りなどご質問のある方はZoomでも面談できますのでお気軽に連絡くださいませ。

躯体が組み上がった状態の建物は生命力に満ちています
躯体が組み上がった状態の建物は生命力に満ちています
設計段階のイメージパース
設計段階のイメージパース
高度斜線をクリアするため、山折れという屋根の形状となっています
高度斜線をクリアするため、山折れという屋根の形状となっています
住宅地でも3階まであがると眺望がひらけます
住宅地でも3階まであがると眺望がひらけます
バルコニーをキャンチレバーという持ち出し方式としたため、たくさん梁を入れて補強しています
バルコニーをキャンチレバーという持ち出し方式としたため、たくさん梁を入れて補強しています
軒も良い感じです
軒も良い感じです

子育て応援住宅の実例『西宮市M様邸』については下記リンクをご覧ください。

・『西宮市M様邸


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